政府が高利貸し対策をスタート

　政府は11月19日、多くの人が高利貸しから金を借り、借金苦に陥っている問題を解決するための計画を開始した。特に低所得者が、銀行の融資を受けられず、ローンシャークに頼るケースが目立っているが、約100万世帯が高利貸しから金を借りているとされる。

　政府の説明によれば、この借金問題が、経済を再生し国家を強化するという政府の目標達成にとって障害となっている。

　今回スタートした計画では、財務省、内務省、法務省、警察、検察庁などが支援を提供するとともに、借金返済のため政府貯蓄銀行が世帯当たり最高20万バーツを低利で融資することになっている。

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