】タイの治安部隊は19日、タクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線(UDD)」が占拠する首都バンコクのルンピニ公園付近の強制排除に踏み切り、制圧した。激しい銃撃戦が発生し、AFP通信によると、巻き込まれたイタリア人ジャーナリスト1人を含む計5人が死亡した。
衝突は首都の他地域にも拡大しているもようで、犠牲者はさらに増える恐れがある。病院関係者によると、外国メディアの2人とタイのメディアの1人が負傷した。負傷者は数十人に達しているもようだ。
タイ政府報道官は同日、「ルンピニ公園を制圧した。一部のUDD幹部は逃走した」と述べた上で、タクシン派の占拠地域を狭めていくと強調した。
一方、AFPによると、UDD幹部は数千人が占拠とデモ集会を続ける中心部の商業地区で「われわれはどこにも行かず、とどまり続ける」と抵抗を続ける構えを見せ、支持者は安全のため同地区に集まるよう呼び掛けた。
治安部隊は19日早朝、バンコク中心部のビジネス街シーロム通りに集結。兵士ら数百人と装甲車十数台が、タクシン派がバリケードを築いて占拠するルンピニ公園付近に移動して強制排除を開始し、タクシン派の占領地域を制圧した。
ニュースソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000078-jij-int
0 件のコメント:
コメントを投稿