バンコク近郊で銃撃戦 殺し屋が警官狙ったものか？

　タイのテレビ報道によると、11月12日朝、バンコク近郊のサムットサコーン市内を走行中のピックアップトラックが乗用車から発砲され、運転していた男性警官が窓ガラスの破片で軽傷を負った。

　襲撃を受けたのはタナポン警察中佐（51）。中佐は接近してきた乗用車の車窓から銃身がのぞいたのを見て頭を下げ、銃弾を間一髪でかわし、所持していた拳銃を撃ち反撃。乗用車は逃走した。乗用車から発砲された銃弾はピックアップトラックの運転席のヘッドレストに命中していた模様。

　タナポン中佐の妻は2008年に殺し屋を雇って男性（47）とその息子（11）を射殺した容疑で取り調べを受けたが、今年10月末に不起訴となっていた。警察はこの事件の関係者が中佐に殺し屋を差し向けた可能性があるとみて捜査する方針との事。

クール・バンコク


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