2010年1月4日月曜日

覚せい剤200万錠押収 バンコクのSCで容疑者逮捕

タイ警察は昨年12月30日、麻薬密売容疑で男2人を逮捕し、覚せい剤198万錠、ヘロイン3・5キロなど5億バーツ相当の麻薬を押収したと発表した。警官が麻薬の買い手を装い容疑者に接触し、29日、バンコク郊外のショッピングセンター、ファッションアイランドの駐車場で容疑者を逮捕。容疑者宅を捜索し、ミャンマーから密輸されたとみられる大量の麻薬を発見した。 

 タイでは過去数カ月、数万―数十万錠単位の覚せい剤摘発が続いている。摘発されたのは氷山の一角とみられ、麻薬汚染の深刻化が懸念されている。

 タイは過去20年で国内の大規模なケシ畑をほぼ撲滅したが、ミャンマー、ラオスといった近隣国から大量の覚せい剤、ヘロインなどが流入し、麻薬問題を解決できずにいる。2003年には当時のタクシン首相が「対麻薬戦」を宣言し、10カ月間に麻薬容疑者約9万人を逮捕、覚せい剤4000万錠などを押収したほか、警察発表で麻薬密売人1300人が「同士討ち」で死亡した。死者は一説には3000人以上と言われ、超法規的処刑として国際社会の批判を浴びた。「対麻薬戦」は国内では支持され、麻薬汚染は一時改善したが、その後の政局混乱などで取り締まりが緩み、国内の麻薬中毒患者は2003年の46万人(タイ政府推計)から2008年は60・5万人に増えた。


ニュースソース
http://www.newsclip.be/news/2010104_026217.html


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