遺体の第一発見者である殺害された女性の父親(50)によると、女性はバンコクの大学を卒業し実家の食堂を手伝うために帰郷した後に容疑者のフランス人男性と親密になったが、前日夜に娘が車で男性宅に出かけたまま深夜になっても自宅に戻らなかった。そのため娘を探しに男性宅に行ったところ、娘の車はあったものの、屋内に娘の姿はなく、容疑者とその友人(61)の2人しかおらず、容疑者の男性はビザの延長などを理由に、タイ・ミャンマー国境のメーサイに行くというのを聞いたため不審に思い、再び容疑者の家に行ったところ、家の中から娘の車まで血痕が続いているのを発見した。スペアキーで車のトランクを開けたところ、そこに娘の遺体が遺棄され隠されているのを発見したという。
容疑者は女性を殺害後、友人男性と共に逃走したが、警察側がチェンライ県メーサイ郡の国境検問所等に逮捕要請を行った結果、容疑者の身柄を確保し、チェンマイ県のメーオーン郡の警察署に身柄を移送した。容疑者は警察の取り調べに対して黙秘しており、血痕が付着していた容疑者が履いていた靴を押収し血痕が女性のものであるかどうか確認中との事。
容疑者や遺棄された女性の死体は、タイラット紙より
http://www.thairath.co.th/media/content/2009/11/15/630/46896.jpg
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