UDD、30日にバンコク都内各所で抗議活動

　タイ地元紙によると、11月19日、タクシン派団体の反独裁民主主義同盟（UDD）のウィラ、ナッタウット、チャトゥポーン幹部は、28日正午から29日にかけて民主記念塔前で集会を開催し、29日午後の大規模集会の開催場所については、首相官邸裏手のラーチャダムナーン通りミサカワン公園に演台を設置し集会を行う予定であることを明らかにした。また翌日は、集会参加者をバンコク都内各所に分散し、路上で街頭活動を展開して、政府に解散の圧力をかけていくとしている。

　一方、来月3日まで集会を継続する方針だったが、来月2日に王様の誕生日関連のイベントがあることから、事前にいったん解散するという。

　だが、政府が議会を解散させなければ、国王誕生日後に再び集会を再開し、年末までにはかならず現政権を打倒すると強気の姿勢を見せている。

　また同幹部らは、カンボジアにスパイ容疑で逮捕されたタイ人男性（32）について、今回の事件は彼自身が計画したものではなく、何者からか命令を受けていた可能性が高いと見ている。

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