2009年7月17日金曜日

三菱重工のターボチャージャー工場が本格稼動

 三菱重工業は17日、タイ東部チョンブリ県のアマタ・ナコーン工業団地に建設したターボチャージャー工場で開所式を行った。新工場は年産能力がターボチャージャーの中核部分であるカートリッジ300万台、最終組立能力50万台で、相模原工場(神奈川県)が担ってきたグローバルなカートリッジ供給拠点の役割を同工場とともに分担する。従業員130人でスタートし、生産が軌道に乗った段階で700人規模まで拡大する計画だ。

 ターボチャージャー市場は経済危機の影響で低迷しているが、中長期的には2010年以降本格化する排ガス規制や燃費規制強化の流れを背景に需要が伸びると期待されている。三菱重工は2011年度までに小型ターボチャージャーの年産能力690万台に増やし、世界シェア25%の達成を目指す。

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