2009年10月8日木曜日

医療機器購入計画で与党議員が不正か?

 保健省のプロジェクトで購入予定の医療機器の価格が水増しされていたとされる問題で、これを告発した地方医師協会のクリアンサク会長が10月7日、与党議員5人と保健省幹部3人が不正に関与したとする報告書をアピシット首相に提出した。同報告は、協会の調査に基づいたもので、このほかにも関与した者がいる可能性があるという。

 同会長は、「首相は事実関係を調査し、不正が見つかった場合は、関係者に法的措置をとると約束してくれた」と述べた。議員5人は、政権党・民主党と与党第2党・国家威信党の議員とのことだ。

 また、同会長は、「証拠を見つけるのは困難で、不正に関与した者を摘発できるかどうかわからない。だが、告発が、今後の汚職防止にある程度役立つのではないか」と述べている。

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