国連総会出席のためニューヨーク滞在中のアピシット首相は、在米タイ人の集まりに招かれ、「政府とタクシン元首相の間には何ら問題は存在しない」と述べるとともに、「誰も法律を無視することはできない。彼は帰国して刑に服さなければならない」と述べた。
国外逃亡中の元首相は昨年11月、首相時代の職権乱用で禁固2年の有罪が確定したが、これを不当な判決と批判している。
そのため、これに呼応するかたちで、タクシン支持団体「反独裁民主主義同盟(UDD)」が先に、元首相の赦免を目的とした恩赦請求を王室管理事務所に提出した。
また、UDDがタクシン支持者に呼びかけて大規模な反政府集会を行い、政府に圧力をかけていることについて、アピシット首相は、「支持者を人質にとっているようなもの。元首相は、支持者を交渉の道具に使っている」と批判した。
このほか、4月にUDDのデモ隊が会場に乱入してASEAN関連会議が中止に追い込まれたことについて、首相は、「状況判断を誤った」と認めた。
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