タイ保健省のウィッタヤー保健相は9月24日、タイ東部のチョンブリ県、ラヨーン県の両県で16,000人以上を対象に実施されたHIVワクチンの臨床試験で、感染リスク低減の可能性を示す結果が得られたと発表した。
2003年10月に開始された同試験では、被験者の半数にワクチンを、残り半数には偽薬を接種し、3年にわたり追跡調査したところ、ワクチン接種を受けたグループのほうがHIV感染率が低かった。
ウィッタヤー保健相は、「ワクチンはまだ実用レベルには達していない。だが、今回の結果は、今後のHIVワクチン開発に希望を与えるものだ」と述べた。
クール・バンコク
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