2009年8月11日火曜日

バンコクエアウェイズ、サムイ島事故機は修理せず廃機の方向

 バンコクエアウェイズは、8月4日に南部リゾート地のサムイ島で事故を起こした旅客機ATR72―500について、安全を最優先するため、修理はせずに廃機する方向で検討していることを明らかにした。
 
 事故機は旅客機の中枢機能ともいえる機首部分が大きな損傷を受けているため、航空機専門家から「完全な修理は難しい。修理をしても安全面で不安が残る」という指摘が上がっている。

 乗客68人を乗せた同機は、サムイ空港に着陸の際に旧管制塔に衝突した。機長1人が死亡、12人が重軽傷を負った。事故当時、現場付近は激しい雨が降っていた。
 
 なお、同社は現在のところ、代替機の導入は検討していない。

タイランドなび
           

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