2009年9月14日月曜日

都内中学校、先輩30人以上が後輩1人をリンチ

 9月6日、セーンさん(34)が13歳の息子が学校でリンチにあったと、女性と子供の人権保護団体「パウィナー財団」に助けを求めた。

 事件が起きたのは、バンコク都内のスポーツ専門中学校。中学校2年生のケー君(仮名)はバスケットボール部に所属していた。

 6月29日、8時半ごろ部活を終えると、同じ部の先輩ゴルフ、タオ、エムが、部員全員に集まるよう命令。

 部員が集まると、ゴルフは金曜に先輩一人の携帯電話がなくなったことを告げ、ケー君に「金曜日はなにをしていた」とたずねた。

 そこで、ケー君が「体調が悪かったので、ナン君に家に送ってもらった」と言うと、ケー君の母親に電話。母親も「ケーは体調が悪く、友人と家に戻ってきた」と説明したが、ゴルフはなぜか電話が終わるとみんなに向かって「母親の話と違う」と言い、さらにケー君を追求し始めた。
 
 そして、ケー君が、「本当に体調が悪かった」と再度説明したところ、ゴルフの友達のタオがいきなりケー君の頭を4、5回殴打。その後、タオとエムがナン君を別室に連れて行き、少ししてエムが戻ってくると、「ナンが、携帯をとったのはケーだと言っている」と報告。それに、ケー君が反論したところ、頭をなぐられ、足で肩を蹴飛ばされた。

 さらに、ケー君の頭にタオルケットを巻き付けた上、30人ほどが集まって殴る蹴るの暴行を加えた。ケー君は体中あざだらけになって、午前2時ごろ解放された。

 事件を聞いた父親のセーンさんは学校に訴え出たが、学校はこれ無視。さらに、ケー君は先輩から脅される毎日が続いたことから、パウィナー財団に助けを求めることにした。

 ケー君とナン君によれば、事件が起きたとき、先生が一人通りかかったが、「血が出るまではやるなよ」と言い残して、助けもせずに去っていったという。

 また、事件後は毎日学校で、友達や先輩から罵声を浴びせられたり、「いい気味だ」と言われたりしており、今でも、「学校に行くのがすっかり嫌になった」(ケー君)とのことだ。

 現在、同財団は警察に連絡をとり、捜査を依頼している。

リンチ容認ですか?すごい先生もいますね。
さすがは、アメージング・タイランドって思った方は、こちら!!

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