2009年9月16日水曜日

国内治安維持法発動でも反政府集会を決行!

 タクシン支持団体「反独裁民主主義同盟(UDD)」幹部のチャトゥポン・タイ貢献党議員は9月15日、「政府が国内治安維持法発動を決定しているが、UDDは予定通り19日に大規模な反政府集会を行う」と明言した。

 UDDは、軍部がタクシン政権を倒したクーデターからちょうど3年目となる19日に都内ロイヤルプラザで反政府集会を決行すると予告。これに対し、政府は、ロイヤルプラザや政府庁舎(首相府)の位置するドゥシット区に18~22日にかけ国内治安維持法を適用して治安措置を強化する方針を打ち出している。

 同議員は、「19日はロイヤルプラザが赤シャツ集団に埋め尽くされ、デモ隊の一部がプレム枢密院議長宅までデモ行進するだろう。だが、深夜零時には散会する」としている。

 なお、UDDは、タクシン元首相に批判的なプレム議長を「クーデターの黒幕」と非難しており、これまでにも何度か議長宅に押しかけたことがある。

クール・バンコク

           

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