風説の流布で株価下落させた容疑者4人に近日逮捕状

　アピシット首相は、警察がタイ証券取引所（SET）市場を意図的に操作するため、風説の流布を行った可能性が高い4人に、逮捕状を発行する予定であることを明らかにした。容疑はコンピュータを通じて虚偽の情報を流し国家・国民の安全を脅かしたことによるコンピュータ関連犯罪法違反となり、情報が十分に揃い次第、逮捕状を発行するという。

　タイ株式市場は、入院中のプミポン国王（81）の容体が悪化したという噂が10月中旬に流れ、タイ証券取引所の株価が一日でSET指数が5.30%も暴落するなど市場が大混乱となる騒ぎとなり、噂の出所の調査が進められていた。

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