2009年10月25日日曜日

プレム議長の発言を国会で取り上げるべきではない

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査が首都圏在住の1,161人の回答者を対象に10月22日から23日にかけて行われた。この調査で、43.75%の回答者が野党タイ貢献党は国会でプレム枢密院評議会議長がチャワリット元首相に対してタイ貢献党に合流する事は国家を裏切ることであると指摘した事を取り上げるべきではないと回答し、39.28%の回答者がプレム議長の発言を取り上げた事を契機として発生した議会内での与野党間の非難の応酬は不適切であると回答していた事が明らかになった。

 この調査は、今月22日の国会でタイ貢献党所属議員で反独裁民主主義同盟(UDD)幹部のチャトゥポン氏が、プレム議長の発言は事実上同議長が政府・与党に影響をおよぼしている証であると指摘した事を受け国会が紛糾し、最終的に下院議長が国会の中止を宣告した事を受け行われたもので、回答者の82.58%が国会中止を決定したチャイ下院議長の判断を適切な判断であると評価した。

 また、62.54%の回答者がタイの政治に閉口していると回答し、34.28%の回答者が国会内での不要な紛糾を防止する為に国会規則に従わない政治家に対する罰則を強化するべきであると回答した。

クール・バンコク

         

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