サラブリの5人殺害事件、軍人関与か？

　中部サラブリ県で群議会議員など5人が銃で撃たれて死亡しているのが見つかった事件で、アヌポン陸軍司令官は10月5日、軍人の関与の疑いが浮上したことから、関係部署に調査を命ずるとともに、警察の捜査に協力するよう指示した。

　警察の捜査で、被害者が所有するレストランで9月24日に起きた暴力事件で、負傷した軍人4人が恨みを持っていたことが判明。この暴力事件では、今回死亡したレストランの所有者が軍人らを襲わせた可能性が高いとして、警察が捜査をしていた。

　陸軍の広報担当者は、「5人の死亡と暴力事件との関連はまだ不明だが、兵士が関与しているのであれば、これら兵士の上官は警察の捜査に協力しなければならない」と話している。

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