2009年9月28日月曜日

ヨンユット前下院議長、資産隠しで5年間の被選挙権剥奪

 最高裁判所は9月28日、資産隠しで起訴されていた前下院議長のヨンユット・ティヤパイラット氏に対して、禁固2ヶ月、執行猶予1年及び向こう5年間に渡る被選挙権剥奪を命じる判決を下した。

 この裁判は、ヨンユット氏が下院議長を辞任した際に提出した資産報告書に200万バーツ相当の持ち株の虚偽の移転が報告されていたとして国家汚職防止取締委員会が起訴していたもので、裁判所は、意図的に資産を隠匿したと認定しヨンユット前下院議長に対して2ヶ月の禁固、執行猶予1年及び4,000バーツ(約11,000円)の罰金の支払い、向こう5カ年に渡る被選挙権剥奪を命じる判決を下した。

 タクシン元首相の忠実な配下としても知られていたヨンユット氏は、人民の力党(国民の力党)副党首だった2007年12月23日の総選挙に向けた選挙運動期間中に、地域リーダーをバンコクに招集し金銭で投票を依頼したとして選挙違反に問われ、2008年7月に5年間に渡る被選挙権剥奪を命じる判決が下されていた。

 また、この判決が同年12月の人民の力党に対する解党判断に繋がった。

罰金4,000バーツってのは何? 安すぎでは…!

             

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