2009年8月20日木曜日

同盟、誓願の奏上の引き延ばし工作があった場合は首相罷免を要求する署名活動を開始

 反独裁民主主義同盟幹部のジャトゥポン・プロームパン氏は19日、政府側がタクシン元首相の恩赦誓願の王室への奏上を引き延ばす動きを見せた場合は、直ちにアピシット首相の罷免を要求する為の署名活動を開始する考えである事を明らかにした。

 この発言は、先にアピシット首相が、誓願の王室への奏上までに最低でも60日間の期間を要する考えを示した事を受けたもので、ジャトゥポン氏は、政府は体裁を整えて誓願を王室に奏上するだけで、審査の為に奏上を引き延ばす権限が政府側に無い事は王室秘書官事務所の公式見解発表からも明確であり、また一貫して恩赦誓願に反対の姿勢を示していた政府に対して誓願を審理する権限を与えることに何ら合理性を見いだすことができないと指摘した上で、仮に政府側が誓願を取引材料にする動きを見せた場合は、動員した農民を赤シャツ軍団に合流させ抗議活動を開始し、更に政府側が奏上の引き延ばし、ないしは奏上の拒否に出た場合は全国にブースを設けてアピシット首相の罷免を要求する署名活動を開始する考えであるとした。

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