容疑者を見殺し溺死させた警官が閑職へ

　タイ東北部ナコンラーチャシーマー県ノンサン郡で、賭博罪の容疑で逃走し、逮捕を逃れようと池に飛び込んだ容疑者（24）を助けず、見殺しにしたとして、警部補や巡査部長など警官5人が閑職に回された。

　この処分は、「容疑者の溺死は容疑者を不当に追い詰め、溺れても助けようとしなかった警官らの責任」と訴えた地元住民の要求に応えたものだった。

　激怒した住民たち約200人は、ノンサン署の前の道路を封鎖し、問題の警官5人の行動に抗議、厳しい処分を要求していた。

　5人は、最低30日間もしくは警察による捜査が完了するまで、別の署に出向となるとの事。

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