象印で有名なビア・チャンを販売する、酒造メーカー最大手タイ・ビバレッジ社は、今後2年間でビール市場のトップに返り咲くとの目標を掲げたことを明らかにした。消費者のニーズに対応するため、新商品「チャン・クラシック」、「チャン・ドラフト」、「チャン・ライト」の3種類を展開していくという。アルコール度数はそれぞれ6.4%、5%、4.2%となっている。
ビア・チャンは、2002-2003年にはビール市場シェアの70%を獲得していて、他社を圧倒的に突き放していたが、その後「シンハー」と「リオ」を製造・販売するシンハー・コーポレーションに追撃を受け、トップの座を奪われ、ビール市場シェアが30%代まで下落していた。
タイ・ビバレッジ社のタパナ社長は、「消費者のライフスタイルの変化に、アルコール度数の高いビア・チャンのイメージが合わなくなってきた。味についても『苦味が強すぎる』との指摘が多い」と分析する。
今後はテレビコマーシャルなどに若者を起用し、大幅なイメージチェンジも図っていくとしている。同社は今後3カ月で、マーケティング活動に3億バーツを投じる予定。
ビールの年間消費量は、ビア・チャンが登場した15年前は3億リットルだったが、2009年には6倍の18億リットルに達する勢い。
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