2009年11月27日金曜日

キャッサバ、害虫大量発生で収穫減

 コナカイガラムシの大発生で、2009年から2010年のキャッサバの収穫量が、当初予測の2,776万トンから2,221万トンに減少する見込み。

 タイ・タピオカ取引協会によると、コナカイガラムシが大発生したのは、カンチャナブリー県、プラチンブリ県、サラブリ県、ナコンラーチャシーマー県などで、被害を受けたキャッサバ畑では、1ライ(1,600平方メートル)当たりの収穫量が3,567キログラムから900キログラム以下に激減と予測されている。

 キャッサバ根茎の価格は、1キロ当たり1.7バーツ~1.89バーツだったが、最近は2.2バーツ~2.5バーツに値上がりし、タピオカ粉の取引価格にも影響を及ぼしている。

 このため、タイにとって主要な輸出先である中国は輸入を取りやめ、国産に切り替える動きが出始めている。

 タイ・タピオカ取引協会は、被害を受けた農家への支援のほか、害虫対策や抵抗力に優れた品種の入手についても政府に協力を促す方針。

クール・バンコク


居酒屋 グラバー亭
     

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