バンコク宝飾品フェアで泥棒、被害金額約1億8千万円！

　タイのテレビ報道によると、9月19日、バンコク郊外のイベント施設で行われていた宝飾品の展示商談会「第44回バンコク宝石・宝飾品フェア」で、出展したタイとスリランカの業者が宝飾品を奪われたと警察に届け出た。被害額は2件で6,500万バーツ（1億7,600万円）に上るようだ。

　タイの宝石商は5,000万バーツ相当の宝飾品が入ったステンレスのケースをブースから奪われたとしている。犯人は5人で、中東・南アジア系の風貌だったという。スリランカ人の宝石商は駐車場で車に商品を運び入れている際に、1,500万バーツ相当の宝飾品を盗まれたと届け出た。防犯カメラの映像には中東・南アジア系とみられる数人の不審者が映っており、警察は2件とも同一グループの犯行とみて捜査を進めている。

　「バンコク宝石・宝飾品フェア」は15―19日に開催され、30カ国以上の1,200社が出展した。タイ商務省によると、取引額は200億バーツ以上に上る見通しとの事。

クール・バンコク