2009年9月24日木曜日

政府はクーデター断念と引き替えに防衛省予算を承認

 反独裁民主主義同盟幹部のチャトゥポン氏は9月23日、政府が22日開かれた閣議の席上で防衛省及び国家警察本部に対して武器・銃器の調達用の予算の支出を決定した背景に、軍に対してクーデターの実行を断念するよう働きかけたいとの思惑があったと指摘した。

 先に政府は閣議の席上で防衛省に対して100億バーツ強、国家警察本部に対して8,100万バーツの武器・銃器調達予算を割り当てる決定を下していたが、チャトゥポン氏は、現在の経済情勢下でこのような不要不急な高額な調達予算を割り当てるという極めて不適切な予算配分が行われた背景に、軍によるクーデターを思い留まらせたいとの政府側の思惑があったと指摘した。

クール・バンコク

       

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