新型インフルワクチン、臨床試験を延期

　タイ政府医薬品機構（GPO）は、新型インフルエンザ予防ワクチンの国内製造に世界保健機関（WHO）が慎重を期すことを求めていることから、新型インフルエンザの臨床試験を2週間延期することを決定したと明らかにした。

　WHOでは、タイがこれまで弱毒性ワクチンを国内製造した実績がないことから、慎重な対応を求めたとの事。

　第二派の感染到来に備え、十分な量のワクチンを確保することが急務となっているが、国内製造では先に動物実験でネズミに肺の炎症が見つかっている。

　当初臨床試験は今月24日に行われる予定だったが、来月5日に延期したとの事。

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