2009年9月2日水曜日

バンコクの日系パン店で太巻き風サンドイッチ

 スクムビット通りの老舗日系ベーカリー「カスタード・ナカムラ」の新商品で、和の食材をパンとノリで巻いたサンドイッチ「太巻きサンド」が邦人駐在員や新しい物好きのタイ人の間で人気を集めている。

 同店はバンコクで18年続く駐在員にはなじみの店。日本では1970(昭和45)年に創業し、現在は行徳駅や浦安駅など千葉県内に4店舗を構える。タイのパン職人を日本で研修させるなど、徹底して日本式ベーカリーを再現しており、焼きそばパン、コロッケパン、メンチカツサンドなどの調理パンから、シュークリーム、行徳プリンなども販売し、タイのグルメ雑誌で取り上げられることも多い。

 今年6月から販売を始めた「太巻きサンド」は、店主の中村さんが「タイのお客さんに和のテイストが感じられるパンメニューを」と考案したもの。味付けしたゴボウやキュウリ、卵、タイ人に人気のカニカマを太巻きと同じ要領でパンとノリで巻いた。

 マネジャーのポンサイさんは「平日は1日に2回、週末には4回も仕込む。見た目が面白いので買って行く方が多いが、味や食感も楽しめるはず」と自信をみせる。 

 価格は4個入り75バーツ。営業時間は9時~21時。
 住所:Sukhumvit 33/1、TEL:02-259-9630

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