2009年9月2日水曜日

PADデモ隊の強制排除でソムチャイ元首相ら起訴か?

 国家汚職制圧委員会(NACC)は、多数の死傷者を出した昨年10月のデモ隊強制排除事件で、当時のソムチャイ首相、チャワリット副首相(治安担当)、パチャラワート警察庁長官などの刑事責任を追及するかを9月7日に決定する予定。
 
 この事件は、ソムチャイ首相(タクシン元首相の妹婿)の施政方針演説を阻止すべく国会議事堂前などに集まっていた反タクシン組織「民主主義市民連合(PAD)」のデモ隊を、警官隊が爆発力の強い催涙弾を打ち込んで強制排除しようとしたため、デモ隊側に大量の死傷者が出たというもの。

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