2009年9月2日水曜日

荷物盗難など事件多発のバンコク空港、職員にポケットなし服義務付け

 バンコクの玄関口であるバンコク国際空港(スワンナプーム空港)を運営するタイ国営エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)は1日から、荷物担当の職員に対し、作業場所への財布、携帯電話、装飾品など私物の持ち込みを禁止するとともに、ポケットのない服の着用と名札の表示を義務付けた。荷物から貴重品が盗まれたという乗客の苦情が相次いでいるため。この措置に反発し、荷物担当の下請け会社の社員数十人が職場を放棄し、穴埋めのため、AOTの職員80人が荷物業務に狩り出された。

 バンコク国際空港は昨年11、12月に反タクシン元首相派のデモ隊数千人に1週間以上占拠された。今年4月には英国人夫婦が万引きの疑いで身柄を拘束され、スリランカ人の「通訳」と警察に保釈金や手数料など8,000ポンド(約120万円)を支払い解放される事件があり、英BBC放送などが大きく取り上げた。法外な運賃を要求する白タク、空港内の窃盗なども後を絶たず、タイのアピシット首相が先月、AOTに対し、管理体制の強化を指示した。

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