カンボジアのフンセン首相は10月23日、タクシン元首相に対して、タイとカンボジアとの間で締結されている国際犯罪人引渡条約が適用されないとの認識を示した上で、仮に同元首相が政治亡命を希望した場合はタイからの身柄引渡要請を拒否する考えである事を明らかにした。
この発言は、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席する為にタイに到着した際、記者団に語られたもので、この発言に先立ちカンボジアの外務省がタクシン元首相がカンボジア国内への政治亡命を希望した場合にもタイ側からの身柄引渡要請を拒否できるとの認識を示す声明を発表していた。
発言の中でフンセン首相は、タクシン元首相は不当なクーデターにより政治的に罪をなすりつけられた人物であると指摘した上で、仮に同元首相がカンボジアに入国したとしても国際犯罪人引渡条約が適用される刑事犯には該当しない為、身柄引渡要請を拒否できるとの認識を示した。
また、フンセン首相は、仮にタクシン元首相がカンボジア国内での滞在を希望した場合は親友として経済担当最高顧問への就任を要請する考えである事を明らかにした上で、仮に同元首相が最高顧問に就任してもタイとの関係に影響を与える事は無いとの認識を示した。
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