2009年10月22日木曜日

ロビンソン・デパート、郊外に着目

 地場の大手百貨店「ロビンソン・デパート」は、郊外の店舗を新戦略地として力を入れていく方針。同社は予想以上に好調な売上げのラムイントラ店、ランシット店には、マーケット予算を増やすことも検討している。
 
 ファッション・アイランド内にあるラムイントラ店では、5年前に1,000バーツだった買い物客の平均購入額が、現在は2,500バーツにまで伸びた。特に人気の高い商品は時計、ファッション用品など高額品だという。

 買い物客の購買力が上昇してきているのには、ラムイントラ地区などの郊外で新興住宅が続々と建設されていることにある。同社の調べによると、ラムイントラ店を訪れる買い物客の多くが地元での買い物を好み、そのうち約半数の世帯月収が5万バーツ~6万バーツに達している。

 マーケティング部門の幹部は、「新興住宅の多い郊外はポテンシャルが高い。今後は競争が激化しているバンコク都心部よりもライバルの少ない郊外店舗の開発に力を入れていきたい」との事。

クール・バンコク

       

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