2009年11月6日金曜日

タイ貢献党、バンハーン元首相の責任追及を要請

 野党・タイ貢献党幹部のチャトゥポン議員は11月5日、「1996年に巨額横領事件のサクセナ容疑者が国外逃亡したのは当時のバンハーン首相の助けがあったため」として、バンハーン氏の責任を追及するようステープ副首相(民主党幹事長)に要請した。

 バンハーン氏は、タイ国民党党首を務めていたが、同党は昨年12月に解党処分を受け、同氏も公民権5年間停止となった。同党を前身とするタイ国民開発党が現アピシット政権に参加している。

 チャトゥポン議員によれば、1996年当時、野党だった民主党は、サクセナ容疑者の国外逃亡にバンハーン首相が関与したと厳しく批判した。同容疑者の身柄がタイに引き渡されたのを機に民主党は、あらためてバンハーン氏の責任を追及すべきとの事。

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