タクシン元首相は、Twitterを通じて、カンボジア政府の経済顧問に任命されたことで、タイ政府が駐カンボジア大使を召還したことについて、子供じみた行為だと発言した。また、11月6日夜、元法律顧問のノパドン氏を通じて政府によるカンボジアに対する断交措置を非難する書簡も公開した。
書簡の中でタクシン元首相は、自らがカンボジアの顧問に任命された背景に何ら隠された思惑は存在していないとした上で、かかる顧問任命に対して政府側が大使を召還し外交レベルを引き下げた事は、両国間の関係だけでなく両国の経済に多大な影響を及ぼす感情的且つ思慮を欠いた過剰反応であると指摘した。
また、タクシン派支持団体の反独裁民主主義同盟(UDD)ナッタウット幹部も、カンボジア政府がタクシン元首相を経済顧問に任命したことに反発することは、カンボジアへの内政干渉だとした上で、この行為は世界各国から反感を買うだけだと批判した。
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