2009年11月6日金曜日

クロントイ市場問題、商売継続許可で終結

 バンコク都内ラマ4世通りのクロントイ市場で、商人らと管理会社が衝突を繰り返している問題で、関係者が11月5日に会談を開き、互いが納得する形で、商人らが市場を続けられることが決まった。

 5時間に及んだ会談には、地主であるタイ港湾公社(PAT)から副運輸省が仲介役として参加、首都圏警察も立ち会った。問題の市場についてPATと9年間の使用契約を締結したリーガル・プロフェッショナル社は、再開発のために商人らに立ち退きを強要していたが、商人らが居座りを続ける第4区については、同社の職員が清掃のために立ち入ることなどを条件に、商売継続を許可することに合意した。

 同社は今後、警備員を第4区に派遣するのは止め、他のエリアから開発を始めるとしてる。さらに、商人に請求する地代は低く抑えるとし、PATもその損失分について同社に賠償を求めないことを明言した。会合に参加した商人代表は、決定に満足したと述べている。

クール・バンコク

         

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