2009年8月30日日曜日

8月度に国民総幸福量が一気に増加

 私立アサンプション大学が行う世論調査が1,292世帯を対象に29日に行った国民総幸福量調査で、8月度の総幸福量が、10点満点中5.92点だった7月度の総幸福量に対して7.18点と一気に増加していた事が明らかになった。

 また、個別の総幸福量では、王妃誕生日の際に王妃に対して敬愛の意を示した事に対する総幸福量が9.20点と最も高く、次いで家族からの幸福量が8.44点と続き、以下、タイの文化・習慣(8.19)、熟睡できた時(7.75)、健康的な精神(7.73)、身体の健康(7.69)等と続く一方で、南部情勢に対しては1.82点と最低の幸福量を記録する結果になった。

 尚、経済に対する幸福量は5.15点、政治情勢に対する幸福量は4.63点だった。

 一方、反独裁民主主義同盟が30日に予定していた集会・デモの延期を決定した事に関しては、53.1%の回答者が支持できると回答し、支持できないと回答した36.8%を上回り、また、61.4%の回答者がタクシン元首相が政治活動を中止すれば情勢は安定化すると回答する一方で、38.6%の回答者が同元首相が政治活動を中止しても情勢は安定化しないと回答した。

 また、政府が現在やるべき事に関しては、最も多い47.4%の回答者が職務を継続させる事と回答し、次いで34.5%の回答者が解散総選挙を行うべきと回答し、以下、11.0%の回答者が議会解散に依らずして政権交代を図るべき、6.8%の回答者が首相は辞任するべき、0.3%の回答者がクーデターを実行するべきであると回答した。

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