関係筋によれば、アピシット首相は7月21日、スワンナプーム空港がいまだに国際基準を満たしていないとして、ソポン運輸相とセリラット・タイ空港社(AOT)社長を呼びつけ叱責したという。
首相が問題視したのは、空港内の免税店で万引きした英国人カップルが釈放のために40万バーツも払わされたという事件、そして、チェックイン時に預けた寄託手荷物の窃盗がいまだに起きていることという。
同事件をBBCが報じたことから、在タイ英国大使館は、身柄拘束の恐れがあるとして、空港内の免税店で支払い前に商品を手に取らないよう自国民に注意を喚起したとのことだ。
だが、運輸相もAOT社長も、「万引き事件は警察が処理」「エアラインが雇った作業員が航空機への積み込み時に窃盗を働いている」として、自らの責任を認めていないという。
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