2009年7月23日木曜日

野党、首相への象牙寄贈を問題視

 野党・タイ貢献党は7月22日、ソポン運輸相がアピシット首相に象牙をプレゼントしたのが贈収賄にあたるとして国家汚職制圧委員会に調査を要請した。

 象牙は7月11日に首相が東北部ブリラム県を視察した際に寄贈されたものだが、タイ貢献党の広報担当プロムポン氏によれば、首相などが3,000バーツ以上の金品を受け取るのは法律違反(最高刑は禁固3年、罰金6万バーツ)であり、象牙も未登録で野生動物保護法違反(同禁固4年、罰金4万バーツ)とのことだ。

 ソポン運輸相は、「象牙は100年ほど前から家宝として代々伝えられてきたもの」と説明しているが、未登録だったことも認めているという。

 一方、首相の側近は、「多くの国民の面前でプレゼントされたため断ることができなかった。だが、すぐに返却したので問題はない」とコメント。

 だが、タイ貢献党は、「受け取った時点で違反。返却しても違反であることにかわりはない」と主張している。

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