タクシン派の野党・タイ貢献党に所属するプラチャ議員は7月23日、「タクシン元首相が60歳の誕生日を迎えるにあたり、政敵に寛容さを示すことで国民和解を図ろうとしている」と述べた。
具体的には、7月26日の誕生日にタクシン派が予定している祝賀会に電話出演し、「これまでの政敵による批判的言動を許す」と明言する予定とのことだ。
同議員は「政府はこれに誠実に対応すべき」と訴えている。
関係筋によれば、「自らの寛大さをアピールすることで、政府に恩赦適用を受け入れさせようというもの」との見方も出ている。
なお法務省は、「刑に服して初めて恩赦請求が可能になる。刑に服していない元首相にその資格はない」としている。
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