タイ・テキスタイル研究所のウィラット所長によれば、タイの繊維製品に対する外国からの注文が増加傾向を示している。生産コスト高の問題により中国離れが起きていることが要因という。
同所長は「タイ製繊維製品は、品質もよく、値段も高くない。バイヤーにとって悪い選択ではない。また、児童労働の問題で注文先をスリランカやバングラデシュからタイに切り替えるケースも増えそうだ」と話す。
タイの繊維・衣料産業は、今年前半に前年同期比14.9%減を記録した。今後は同7~10%減で推移する見通しとのことだ。
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