米国司法省は、ハワイの農場経営者と就職斡旋業者が、タイからの出稼ぎ44人のビザ不法取得や労働搾取に関わっていたと発表した。
農場経営者らは「必ず儲かる」として44人にハワイでの出稼ぎ話をもちかけ、76万5,000バーツもの高額な斡旋料を請求。不動産などを担保に関連会社から高利で借金させた。
そして、現地に到着すると全員から旅券を取り上げ、「逃げても借金が残るだけ」と脅しながら無報酬で働かせたという。労働搾取は2003年4月から2005年2月まで続いた。
農場経営者一家は元ラオス難民で、タイ国境の難民キャンプに滞在後、移民として1970年からハワイで暮らしていた。
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