2009年8月31日月曜日

スウェーデン出稼ぎ、残ったのは「借金」だけ

 果物の収穫作業をする契約でスウェーデンに渡ったタイ人が「言われた通りに稼げなかった」として続々と帰国。斡旋業者などに斡旋料金の一部返金を求めている。

 今回帰国した27人は、それぞれ75,000バーツから86,000バーツを支払い。2カ月で10万バーツ~20万バーツ稼げるという広告を信じて、労働契約を結んだが、実際には給料は支払われず、借金だけが残ることになった。

 現地の様子について帰国者のひとりは、「ほんの数キログラムの果物を収穫するため、毎日200キロメートル以上を車で走らなければならなかった。あまりにも約束が違うので1週間で帰国を決めた」と話している。

 27人は在外タイ大使館に助けを求め、とりあえず帰国は果たしたものの、借金して払った斡旋料については、これからも返済していかなければならないという。

 事実確認のため8月22日にスウェーデン入りしたパイトン労働相は、「これが詐欺事件かどうかはまだわからない。今年は果物の収穫高が低かったのかもしれないし、労働者の数が多すぎたのかもしれない。実際、果物収穫に従事する人の数は、2007年に1,129人、2008年に3,582人、2009年には5,911人と年々急増している」と話す。このため、労働省では現地の果物組合からも詳しい事情を聞くとしている。

 なお、今後、同様の理由でスウェーデンから帰国するタイ人の数は100人を超えるとみられている。

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