2009年7月20日月曜日

幼稚園保父が園児に暴行、理由は…!

 7月12日、中部スパンブリ県の幼稚園で保父から暴行を受けた園児が入院するという事件が起きた。

 被害者はビッグ君(仮名5歳)。今月10日、下校する前に幼稚園内の売店でお菓子を買い食べていたところ、担任の保父に後頭部をいきなりなぐられた。その保父は、ほかの児童の見ている前でビッグ君の後頭部を十数回殴り続けたという。さらに、「絶対お父さんとお母さんには言うな。もし話したら、また殴るぞ」と脅してから帰宅させた。

 幼稚園関係者の話では、殴られた理由というのは、ビッグ君の担当の保父とこの売店をオーナーとは仲が悪いため、日頃から「あの店では買うな」と言っていたのに、ビッグ君が言うことを聞かなかったことから腹を立てたとのことだ。

 ビッグ君は暴行を受けたその日、そのまま自宅に戻ったが、両親に頭痛を訴え、また、かなりの発熱をした。そのため、すぐ就寝したが、夜中に「先生、もう殴らないで」とビッグ君が寝言を言ったことから、母親が問いただしたところ、保父に暴行された事実が判明した。

 そのため、翌朝病院に行き入院。治療を受けたところ12日には回復した。しかし、ビッグ君は保父を恐がり幼稚園に行くことを拒否しているとのことだ。

 幼稚園の園長が病院に見舞いにきて、「担当保父には厳重に注意しておく」と説明したが、ビッグ君の両親は、「もっと厳しい処置でないと納得できない」として警察に被害届を出すことにした。

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