タイ南部のプーケット島で開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議、ASEAN地域フォーラム(ARF)などASEAN関連の一連の会議が23日、無事閉幕した。4月にタイ東部のパタヤ市で開催されたASEAN首脳会議は反タイ政府派のデモ隊が会場のホテルに乱入し中止されたが、今回は開催地がタイ与党の地盤の上、軍を中心に厳戒態勢を敷き、反政府派に付け入るすきを与えなかった。
ARFにはクリントン米国務長官も出席し、東南アジア友好協力条約に調印した。同条約は東南アジアの平和、協力の原則を盛り込んだもので、ASEAN諸国のほか、中国、日本などが調印している。米国は外交政策の足かせになるとして、これまで調印を見送っていた。
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