サトウキビ栽培がブーム

　農業省・農業経済室によれば、主要な砂糖生産国の生産減少とバイオエタノールの原材料としてのサトウキビ需要の拡大によって砂糖価格が上昇していることから、タイではサトウキビの栽培を始める農家が急増している。
　
　国内のサトウキビ価格は今年、当初見通しのトン当たり約830バーツに対し、同920バーツ前後に達すると予想されている。
　
　2009～10年期には、栽培面積が現在の約95万5200ヘクタールから約97万9200ヘクタールへと2.52％程度増大し、収穫量が約6678万トンから7053万トンへと5.61％ほどアップする見通し。