タイ野党・タイ貢献党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は30日、タクシン元首相の末の妹のインラック・シナワット女史を伴い記者会見を開き、同女史の次期タイ貢献党党首就任を後押しする意向である事を明らかにした。
本人は否定しているものの、党解党による被選挙権剥奪を嫌いタイ貢献党の党首を初めとする党幹部職への就任を頑なに拒絶しているとも指摘されているチャルゥム警察大尉によると、インラック女史は外国の大学を卒業した知識、能力面に優れた、党所属議員からも受け入れられる新党首として最も相応しい人物だという。
また、チャルゥム警察大尉は、ここに来てプラチャラート党党首のサノ・ティヤントーン氏がタイ貢献党党首に就任するとの憶測が流れている事に関しては、そもそもタクシン元首相を非難し袂を分かった人物が再度古巣に戻る事は己の威信を傷つけるだけのものでしかないと語り支持することができないとした上で、たとえこれまでに伝えられているマヌーングリット・ループカチョン大将やサマック政権時代に解任されたセーリーピスット元国家警察長官が党首候補としてあがろうとも、自分がインラック女史を後押しをすれば全ての下院議員がそれに従う事になるだろうと語った。
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