タイ警察の自動車犯罪撲滅室では、より迅速に盗難車をみつけて所有者のもとへ返すために、新たにホットライン「1599」とウェブサイト「www.lostcar.go.th」を立ち上げた。この新システムでは、購入を検討している中古車やオートバイが盗難車かどうかを調べることも可能という。
2008年に盗難の被害に遭った自動車は2,712台、オートバイは20,039台。被害総額は40億バーツを越えた。しかし、警察ではこれまで、被害に遭った車輌の追跡に手こずっていた。
新システムでは、被害者がホットラインに直接電話をかけて被害を訴えることもできる。通常は最寄の警察に出向いて被害届を提出するなど手続きに数時間かかり、その間に盗難車が国外へ持ち出されることが多かった。
今後は、被害報告を受けたホットラインのスタッフはすぐに所有者情報の確認を行った後、全国49カ所の国境検問所に情報を転送するなどして、該当車輌の国境越えを防ぐ。特に、盗難車の「輸出先」とみられているラオスとカンボジアの国境では監視を強めるとしている。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ よろしければ、クリックお願い致します。
0 件のコメント:
コメントを投稿