2009年7月18日土曜日
チェンマイ動物園、パンダ一家の新居「パンダ・スノードーム」一般公開
5月末にパンダの赤ちゃんが生まれたタイ北部のチェンマイ動物園で人工雪発生器を備えたパンダ一家の新居「パンダ・スノードーム」が完成し、18日、一般公開された。同動物園によると、「タイで雪が降るのは初めて」で、訪れた家族連れなどが雪の滑り台などを楽しんだ。ただ、中にはあまりの寒さに5分ほどで逃げ出す人もいた。
「スノードーム」は中国風の家屋と万里の長城を模した通路、滑り台などを備えた大がかりなもので、建設費は6,000万バーツ。パンダの一家は年内に新居に移り住む予定だ。
赤ちゃんパンダの両親は中国政府からタイに貸与され2003年からチェンマイ動物園で暮らしているメスのリンフイとオスのチュアンチュアン。リンフイは人工授精で妊娠し、今年5月27日に出産した。赤ちゃんはメスで、出生時の体重は235グラム。7月18日の検診では体重約3キロに成長し、健康だという。
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