サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)カンニカー代表取締役は、タイ政府がさらに400億バーツの国債を発行したとしても、金融市場の流動性を悪化させることはなく、市場の利率を引き上げるような流れにもならないと発言した。だが長期利率は確実に上昇するだろうとしている。
また現在新型インフルエンザにより観光客が減少していることから、観光業の不良債権が増加すると見られていることについて、同業種からの不良債権が増加しても、同バンクの不良債権は少なく問題ないという。
タイ政府は13日、タイ国内高齢者向けに150億バーツの国債を販売したが、即時完売するほどの人気だったことから、同日中に販売額を倍増し300億バーツ販売していた。
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