パチャラワート国家警察長官の辞職願いの受理は不可能

　タマサート大学元法学部長兼副学長のプリーチャー・スワンナタット氏は9月9日、アピシット首相に対してパチャラワート国家警察長官が同日夕方に提出した辞職願いを受理すること自体が違法行為に該当すると警告した。

　プリーチャー氏によると、既に国家汚職防止取締委員会から刑事責任を問われているパチャラワート長官が長官から退くことが出来るのは、自らの辞職願いでは無く解職のみであると指摘した上で、仮にアピシット首相が同長官の辞職願いを許可した場合は、国家汚職防止取締委員会が提訴している刑事責任を負う必要が無いという事になり、国家汚職防止取締委員会法の規程に違反する事になるという。

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