2009年9月11日金曜日

「甘いロティ」の屋台-バンコクでFC化、500店舗目指す!


 ロティクロップ・ドット・コム(Intamara、TEL 02-692-9359)は6月、インド発祥の薄焼きパン「ロティ」にコンデンスミルクをかけたりバナナを添えたりする菓子を販売する屋台をフランチャイズ化し、「A Bung Crispy Roti」として多店舗展開に乗り出した。

 起業したばかりの同社は、イスラム系タイ人のスリン・トーンカムさん(26)が6カ月間、ラチャダピセークのムアングタイパタラ保険ビル前でロティの屋台を営業しながら、スリンさんの妻と温めたアイデアを具現化したもの。閉店後も夫婦でロティの繁盛店を巡るなど、おいしいロティの研究を続けた。

 メニューは、バターをたっぷりひいて揚げるようにして焼いた「ロティ・クロップ」(20バーツ)、卵を入れたっぷりとコンデンスミルクをかけた「ロティ・サイカイ」(25バーツ)、ロティにバナナを入れた「ロティ・クルアイ」(25バーツ)、バナナと玉子両方を入れた「ロティ・クルアイ・カイ」(30バーツ)の4種類のみ。

 現在はパタラ保険ビル前の1号店のほかに同ビルの裏側にも出店。ムアントンターニーのフードセンター内に1カ所、ラップラオのホーカーンカー大学内に2カ所と計5店の直営店を展開する。フランチャイズ店は2店で、現在オープンに向け研修中という。

 フランチャイズの加盟店料は3万バーツ。分割払いを希望する場合は3,000バーツの10回払いも受け付ける。保証金は1店舗につき1万バーツ。研修は1週間で1人1,000バーツとする。

 同社ではビッグCやロータスなど有名スーパー内に出店するブースでロティを焼くスタッフも募集する。月給は1万バーツと売り上げに対するコミッション5%。1日8時間労働で道具の使い方や焼き方などは研修を行うので未経験者の応募も受け付ける。

 オーナーのスリンさんは「今営業中の店の1日の売り上げは、2,500バーツ~3,000バーツ。利益率は50~60%で、加盟金は3~4カ月程度で償却できてしまうはずなので、このシステムは安い」とキッパリ。「3年以内に500店を目指している。国内だけでなく海外にも進出したい」と鼻息が荒い。

 問い合わせは同社(TEL 089-770-7333、email:invest@a-bung.com)まで。

変なビジネスにお金出すよりは面白いかも?! クール・バンコク

           

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