2009年7月20日月曜日

アピシット首相、連合幹部暗殺未遂事件が解決できると確信

 アピシット首相は19日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーンクン氏暗殺未遂事件に関与した者は喩え軍関係者であろうと、どの様な階級の者であろうと法的責任が追及されるべきであるとした上で、捜査を指揮しているターニー国家警察副本部長が退官までに事件を解決させる事ができると確信していると語った。

 アピシット首相によると、ターニー副本部長と頻繁にコンタクトを取っており、外部に情報を漏洩していたとされるスパイ問題に関しても既に問題が解決しているとの心証を得ており、また、捜査班の人員増強要請や捜査の進展の妨げになる問題の解決に対して全面的に協力する意向だという。

 また、パチャラワート国家警察本部長とターニー国家警察副本部長との間で事件を巡った対立があると指摘されている事に関しては、ターニー副本部長に直接確認した限りでは両者の間に問題は無く、またパチャラワート本部長が捜査班内の幹部クラスの人物をスラーターニー県付きに異動させたと報じられている事に関しては、既に当人が捜査班内での任務を終え元の部署に帰任しただけであるとしたが、その人物が暗殺未遂事件の実行グループ関係者との通話記録の捜査に乗り出していたことが異動の背景にあると指摘されている事に関しては、同本部長からは無関係であると聞かされているが、仮に捜査を進展させる上で通話記録の捜査が必要であると判断された場合は再度捜査チームに戻すことも吝かではないと語った。

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