市民民主連合(PAD)首脳が襲撃された事件で首都圏警察は7月19日、事情聴取のため陸軍大佐に出頭を要請する予定であることを明らかにした。
これまでにロッブリ県の特別軍事センターに所属する兵士と麻薬制圧委員会付の警察官の計2人が指名手配されているが、警察当局は同兵士の上官スナイ大佐も関与が疑われるとして事情聴取する方針という。
指名手配された兵士と関与が疑われる大佐は、チェーター元陸軍司令官のもとで働いたことがある。
同大佐は19日、警察が出頭要請を予定していることについて「わたしは兵士であり、騒動を起こす連中は好きではない。当然、事件にはかかわっていないしPADとの間にもトラブルはない」とコメント。
さらに、「当局がわたしに罪を着せようとしているのは、襲撃事件に絡みチェーター元陸軍司令官とタクシン元首相を結びつけようとする政治的陰謀」との見方を示した。
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